約 521,617 件
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/831.html
41: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/06/21(火) 18 02 58.77 ID GXnsDyCF0 桐乃は京介のベッドでゴロゴロする 他の女が京介のベッドにいると怒る つまり京介のベッドは桐乃の物ってことか 42: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/06/21(火) 18 16 46.86 ID 8BKKUJ1q0 41 こうか 桐乃「♪~♪~♪~」 京介「おい、お前いつまで俺のベッドの上にいんの?」 桐乃「いいじゃん別に。このベッドはあたしのなんだから」 京介「そこにいられると寝れないだが・・・」 桐乃「じゃあ京介のベッドで一緒に寝ればいいじゃん」 京介「そういうわけにもいかないだろ?」 桐乃「ん~じゃあ、あたしのベッド使っていいよ」 京介「チッ。じゃあ、お前のベッドで寝てやるからな!」 ガチャ バタン ガチャ バタン カチリ 京介「・・・なんでお前がついてくるの?」 桐乃「え?今日はあたしの部屋で一緒に寝るんでしょ?」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1482.html
144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/16(水) 18 01 46.97 ID p08vqwOv0 『裸エプロン』 「ねぇ、京介、起きて・・・」 まだ半分夢の中に居る俺の耳に、可愛い妹妻の声が聞こえてきた。 「なんだよ、桐乃。もう少し寝かせてくれよ」 「だって、もうお昼前じゃん。ほら、ちゃんと起きて!」 桐乃は尚も寝ようとする俺の腕を掴み、引っ張りあげる。 どうでもいいが、桐乃。あたってるぞ? 桐乃に引っ張りあげられてようやく目が覚める。 周りを見れば、見渡す限りに妹グッズが置かれているマンションの一室だ。 「休日だからって、そんなダラダラしてちゃダメって言ったでしょ?」 「まあそうだけどよ?つーかおまえ、なんでそんなに口うるさいわけ?」 「はぁ?そりゃ、あんたの奥さんだもん」 当然のように答える桐乃。いや、当然のように、じゃなくて当然だな。 そうだ。ここは俺と桐乃との愛の巣って言えばいいんだろうか。 桐乃と結婚した俺は、桐乃と二人暮らしを始めたんだった。 「ほら、さっさと立って。リビングにいるからね?」 「ああ、分かった」 まだ昼飯の支度の途中だったのだろう。桐乃はさっさと出て行ってしまった。 よしっ、ちゃんと起きるかっ! 立ち上がって、部屋を出る。 俺の部屋は通路をはさんで、リビングとは反対側だ。 いったん玄関に向かい、放置されたままの新聞を取る・・・と。 ふと視線をずらすと、玄関にドンと設置された『らぶどーる』が目に付いた。 もちろん、桐乃と寸分違わぬ仕様だ。 言うまでも無いことだが、俺が買ったんじゃねー。桐乃が買ってきたんだ。 ・・・・・・・・・桐乃が居ない時にしかつかってないよ? 名残惜しいが、桐乃を待たせてはいけない。 慌ててリビングに向かう。 リビングでは、鼻歌を歌いながら桐乃が昼飯をつくっている。 味も美味いし、桐乃が楽しそうにしているところを見ているだけで気分が良くなってくる。 エプロン姿も似合っているし、揺れる尻がまぶしすぎる。 だが、それにしても・・・ 「やっぱ、なんか足りねーな?」 「何よ」 ジト目で見てくる桐乃だが、たまには強気で出てもいいだろ。 「いや、おまえって世界一可愛いし気立てもいいし、俺にはもったいないくらいだけどさ」 「あっ、あたりまえじゃん!」 「今のおまえには、足りないものがある!つーか余分なものがある!」 「・・・はぁ?」 嬉しそうに身をくねらせた桐乃だったが、一瞬で不審者をみるような目つきに変わる。 つーか、わかんねーかなぁ? 男にとって、非常に大事な事なんだが・・・ 「そういや、いつぞやの一つだけお願いを聞いてもらう権利、まだ使って無かったよな?」 「えっ!?う、うん・・・そうだけど?」 よーし、これでおっけー貰ったようなもんだな? 言うぞ?言っちまうぞ? 「桐乃・・・裸エプロン見せやがれください!」 「・・・う、うん・・・いいよ」 ま、マジっすか!? これで、夢にまで見た桐乃の・・・は、裸エプロンがっ! というか、器用にエプロン着ながら服を脱いでるしっ!? 「その代わり、人生相談っ・・・!」 「・・・マジっすか・・・」 「そ、そのっ・・・そろそろ・・・欲しいなって・・・」 「き、桐乃ぉぉぉぉーーーーーっ!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「・・・あ、あれっ」 ふと目を開ければ、そこはいつもの俺の部屋。 ・・・・・・って夢オチかよぉぉぉぉぉ!? いやっ、ゆ、夢オチで良かったっつーか、なんつー夢を見てしまったっていうか・・・ 俺は一体桐乃に何をさせようとしてんだよ! つーか、その後何をシたんだよっ! 何にしても、早々に着替えを行わなくてはならないようだ。 「って、なんか妙に寒いんだが・・・」 「あっ、起きた?」 目の前にはやたら赤い顔をした桐乃が居た。 俺、まだ夢の続きでも見てるんじゃねーだろうな? 「というか、桐乃さん?そのスマホは?」 「録音と写メ撮った」 は?写メ? 「あ、あんたが悪いんだからっ!あんたが寝言で・・・かエプロンとかっ!キモいこと言うからっ!」 自分の現状を正確に把握できるよう努めてみる。 今は12月初旬、一人暮らしを終えてすぐで、俺は自分の部屋で寝ていて、妙に体が寒い。 確かパジャマを着ていたは・・・ず!? 「ま、待てっ!なんだ、この俺の格好は!?」 「だ、だからっ!は・・・かエプロン・・・」 「何故こんなことにっ!つーか、ぱんつだけは脱がさなかったのをどう評価すればいいっ!?」 「生ぱんとかまだ無理だしっ!それにっ、あ、あんたがっ、あたしに・・・着せたいみたいだしっ!」 ・・・そーいや、録音とか言ってたよな? 俺、もしかして、寝言で・・・それって、マジやべーんじゃ? 「どんだけ恥ずかしいかっ!あんたにも味わわせてみたのっ!」 「だからって脱がすんじゃねーよっ!?」 こいつもとんでもねーことしやがるな・・・ だが、今は、それ以上の優先項目がある。 まずは着替えないと、羞恥心で死んでしまいそうだぜ! 「とにかく、おまえの言いたい事はよく分かった」 「・・・ふ、ふんっ!」 「だがら、よく分かったから、服をわたしやが・・・ってください」 「えっ?」 そこで、桐乃はポカンとした表情になる。 (あどけなくてむちゃくちゃ可愛いんだけど) 俺が何を言いたいのか分かってねーような・・・ 「えっと・・・その・・・」 「お、おい・・・」 「お母さんが全部洗濯に出しちゃったよ?」 「・・・・・・・・・・・・は?」 待て待て待て、服を、全部、洗う? 何故?why?どうして? 「あんた最後の一ヶ月、誰も世話してくれないからってあんまり洗濯してなかったでしょ? だから、他の服にも匂いが付いて・・・」 「せ、せめて下着の一着くらいっ!」 「し、下着はあたしが回収したからっ!」 ま、マジかよ・・・全部洗濯機の中かよ・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・し、死にてぇ・・・ 「で、でも、あんた、ぱんつははいてるじゃん?今日一日くらい、外に出なけりゃ大丈夫じゃない?」 ふっ、女には分からんよな、この無性にやるせない状態は・・・ だが、このままはき続けるわけにもいかない。 迷いに迷った末、俺は―――――― その日一日を、裸エプロンで通す事になった・・・・・・・・・・・・ これ、本当に恥ずかしいのな! エロゲーで女の子が頬を赤らめる気持ちが良く分かった気がするぜ! それになぜか分からないが、一日中桐乃は付いてまわるし、乾燥機は故障して、乾くまで時間はかかるしっ! もう、やだっ!こんな家っ!!! だが、これで、一つの願い事を何に使うかは完全に決定した。 いつかぜってー、俺の前で一日中裸エプロンで過ごさせてやるかんな! 覚悟しとけよっ!桐乃っ! End. ----------
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/1207.html
52 :本スレには投下しづらかったデレダクを投下してみる③:2005/09/24(土) 23 39 12 ID yRwbKb2M ツンデレが男に会うために脱走しました 『…………………』 「…リナ」 『! な、なんですのっ!?』 「どうしたんだ? そんなにキョロキョロして…」 『…そ…それは! ……あなたには関係のないことでございますわ…』 「そんなことねぇよ。せっかくのデートなのに、そんなじゃあお互いに落ち着かないだろ?」 『はっ!! 隠れて! 早くっ!!』 「お、おいっ!」 「お嬢様ぁーー!! どちらへお行きになられたのですかー!!」 『リナお嬢様ー!!』『お屋敷にお戻りくださーい!!』『お嬢様ー!!』 「…なんだ…あの人達…」 『……爺やと……メイド達でございますわ…』 「早く見合いの席にお戻りくださいぃ! 旦那様がご立腹でございますぞー!! お嬢様ぁー!!」 「……み…見合いって……どういうことだよ…」 『………つまり……そ…そういうことで…ございますわ…』 「抜け出してきたのかっ!?」 『えぇそうですわよっ!! あなたにお会いしたくて、お見合いをぶち壊してここにやってきたのですっ!!(////)』 「………リナ…」 『……な…なんですの…? ……そんな…真剣な顔をして…』 「…オレっ! …必ずおまえにふさわしい男になってみせるからなっ!!」 『(/////) ……わ、わかりましたから……早くわたくしを…どこか遠くへお連れになって…』 「あぁ、行こうぜ! リナ!」 『………はい…(////)』 ごめんなさい…お父様…… わたくしにはもう…この人しか……見えないのです……
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1740.html
ある日の初夏の晩。何気なく庭に出て空を見上げると、綺麗な月が出ていた。 「でけえな」 普段よりも大きく輝く見えるその月は、最近のぐずついた天気を忘れさせた。 後で知ったことなのだが、この日は「ス-パームーン」といって、一年の中で一番大きく、明るい月が見れる日だったんだとか。 「・・・まるで桐乃の顔みたいだな」 いつかいったセリフを繰り返す。 丸くて綺麗なものを見るたびに、桐乃の顔を思い出してしまう自分に何度苦笑したことやら。 それでも懲りずに思い出すんだから、俺もいよいよもって末期である。 座って眺めようかと、縁側に座りながらそんなことを考えていると、後ろから声がかかった。 「呼んだ?」 振り返れば、桐乃がこちらに向かって窓から身を乗り出していた。 「別に呼んでねーよ」 「ウソ。今絶対『桐乃』って言ったでしょ」 俺の隣に座りながら桐乃が言う。 耳ざといやつだな。 別に肯定してもいいんだが、理由が理由なだけにあとが怖い。ここは黙っていることにすっか。 「気のせいだろ」 「何してたの?」 桐乃もそれほど気になるわけじゃなかったようで、それ以上は追求はしてこなかった。 「月を見てたんだよ」 「月?」 「ああ」 「あんたにしちゃ随分ロマンチックじゃん」 「ほっとけ!」 桐乃と一緒に月を見上げる。 「なんかすっごい明るくない?」 「それにでかいな」 目を輝かせて月を見る桐乃。 そんな桐乃を見てて、少しだけイタズラ心が湧いた。 あえてわかりづらく、でも直球で。 そんな俺達らしいセリフ。 「なあ桐乃」 「なに?」 「『月が綺麗だな』」 さて、こいつはわかるだろうか。 「・・・・・・ぷっ」 少しだけきょとんとしていたかと思うと、次の瞬間には吹きだした。 頬を少し赤らめちゃいるが、ニヤニヤと嫌らしい顔をしてやがる。 完全にこっちの思惑がバレちまってるようだ。 「そうだね~・・・・・・まあ、今回はあんたと同感かな」 そこで少しだけ間を空けて。 「『月が綺麗だね』」 そのセリフに、お互い顔を見合わせて。 「ひひひ」 「ふひひ」 子供のように笑いあった。 「そういやさ」 「ん?」 「さっきのことなんだケド」 「さっき?」 「あたしのこと桐乃っていったっしょ?」 「その話かよ」 まだこいつ諦めてなかったのか。 「んだよ、別にいいだろ」 「うん」 おや、と思う。桐乃が何を言いたいのがイマイチ掴めない。 「嬉しかったからさ」 「嬉しい?」 「うん。最近は、あんまり名前で呼んでくれなかったじゃん」 「ああ・・・」 やけに突っかかってくるかと思えば、そういうことか。 「それはしかたなくね? てかお前が決めたことじゃん」 「それは! そうだケドぉ・・・」 まあ、最近はなかなか二人きりってこともなかったしな。 「桐乃」 「あっ」 愛しい人の名前を呼びながら、肩を掴んでグイッと自分の方へと引き寄せる。 桐乃も声はあげるが、逆らわずにこちらに体重を預けてきた。 いい匂いがする。桐乃の匂いだ。 「京介」 「ん?」 「ふひひ、なんでもない」 「なんだそりゃ」 「いいじゃん。呼びたくなったんだもん」 「そりゃ仕方ないな」 桐乃。京介。と意味もなくお互いの名前を何度も呼び合う。 「やっぱさ」 「おう」 「こっちのほうがしっくりくる」 「名前で呼ぶほうがか?」 「そ。ずっと呼んできたわけだしさ。別に、今のが嫌ってワケじゃないんだけどね」 それはそれで嬉しいし。と桐乃は続けた。 「ま、俺もそうかな。お前にはやっぱ、名前で呼ばれたほうがしっくりくるわ」 「妹なのに?」 「妹なのに」 「シスコン」 「うっせ。お前だって一緒だろブラコン」 「あたしはいーの。妹だから。あんたはキモイの。兄だから」 「また懐かしい理論を持ち出しやがって」 ぎゅっと抱きしめてお仕置きしてやると、離せと暴れる桐乃。 いいのか? とわざと聞き返せば「やっぱこのままでいい」と可愛いお返事が。 こいつも随分素直になったもんだ。ちゅーするぞこいつめ。 「おかーさん?」 そんな風に桐乃といちゃいちゃしてると、聞きなれた声が聞こえた。 二人揃って後ろを振り返る。 「優ちゃん」 「涼介も一緒か」 二人に俺達が気付いたことがわかると、優乃はトテトテと桐乃に近付いてポスンと抱きついた。 「う~」 「あらら、ふらふらしちゃって。てかもう寝てる!?」 桐乃の腕に収まった瞬間には落ちてしまっていたようだ。 既に気持ちよさそうにすーすーと寝息を立てている。 寝つきのいいこって。 「お父さん」 「涼介、どうしたんだ?」 「ゆうのがトイレいきたいって」 「それでお前がついていってやったのか?」 こくんと頷く涼介。 ぐりぐりと頭をなでてやる。こいつもいいお兄ちゃんやってるじゃねえか。 「えらいな」 「へへ」 照れくさそうに笑う涼介。 そのまま俺の隣にストンと座って足をプラプラさせる。 「ふひひ、優ちゃんかわええ」 隣を見れば、優乃の顔を眺めながらだらしなく笑う桐乃。色々台無しである。 オマケに、優乃をつんつんつついてるせいで優乃がムズがってるじゃねえか 「桐乃。あんまりつんつんしすぎて優乃を起こすなよ?」 「あんたじゃあるまいし、そんなことしないっての」 俺じゃあるまいしとはどういうことだ。 俺はいつだって起こさないようにつんつんしてるんだぞ。 なのに起きるのはお前がいつも狸寝入りしてるからだろうに。 「お父さん、お母さん名前で呼んでるの?」 「ん? ああ」 そういや、こいつらがいるんじゃもとに戻さないとダメかね? 俺としては今日はもうこの呼び方のままいたい気分なんだが。 「どうする? 『母さん』」 「・・・今日はもういいんじゃない?『お父さん』」 わざとらしくそういいあって、クスクスと笑う俺達。 もともと、優乃が間違って俺達を名前で呼ばないようにって措置だったわけで。 優乃が桐乃を「りの」と呼んだ時は二人して焦ったもんだ。 今は優乃もねてるし。涼介はもう問題ないしな。 「んじゃ、今日はもう『桐乃』でいいな」 「うん。『京介』」 そんな俺達を不思議そうに見る涼介の顔が面白くて、俺達は余計に笑ってしまった。 「京介」 「親父?」 「あら、優ちゃん寝ちゃったの?」 「お母さんまで」 おいおい、どうなってんだこりゃ。高坂家一家全員揃っちまったじゃねえか。 「涼介達と一緒に寝たんじゃなかったのか?」 「それがねえ、優ちゃんがおトイレいきたいっていって、涼介がついていったのはよかったんだけどね? けどそれが心配だってお父さんがこっそりついていっちゃうもんだから」 親父・・・。 「べ、別にいいだろう! 孫の心配をして何が悪い!」 「はいはい。大きな声出さないで。優ちゃんが起きちゃうでしょ」 「むぅ・・・」 まったく。相変わらず孫煩悩なこって。 涼介や優乃に「おじいちゃん」って呼ばれてるときの親父は威厳も何もあったもんじゃないからな。 「それよりお前はこんな所で何をしている」 「月を見てたんだよ。今日はいい天気だからな」 「あらホント。綺麗ねぇ」 「うむ。悪くないな」 俺と桐乃と、涼介と優乃と。それに親父とお袋。 みんなが揃って同じほうを見ている。 昔では考えられなかった未来。 掴み取った尊い今。 あの時の俺の選択は、きっと間違ってなかった。 だって、俺は今、こんなにも幸せなんだから。 「なあ桐乃」 「何、京介?」 「今、幸せか?」 「え?・・・・・・ばーか」 ちゅ、っと俺の唇にあたたかなものが伝わる。 「あんたと一緒」 そう言った桐乃は、世界のどこの誰よりも綺麗だった。 ああ、きっと俺はこの先もずっとこれを繰り返すんだろうな。 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 おわり
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1075.html
148 名前:【SS】きりりんマスター京介氏[sage] 投稿日:2011/09/06(火) 10 06 37.14 ID cjhrELn+0 『きりりんマスター京介氏』 沙織「レディース&ジェントルメン!今宵はお集まり頂きまして、誠にありがとうございますでござる!皆様が待ちに待った今日この日、 『妹の日』にスペシャルイベントをやるでござるよーっ!?」 一同「うおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!!」 沙織「みんな、妹は好きか―!?」 一同「おぉう!!」 沙織「その気持ちを表現するなら……」 一同「愛してると言ってもいいー!!」 沙織「うむ、良いテンションでござるなぁ。それでは早速、宴を始めましょうぞっ!!」 (ジャン!!) 『第一回妹マスターロワイヤル』 沙織「そう、今日は何と言っても妹の日ですからな。そして妹といえば、当然きりりん氏。そんな世界の妹オブ妹であるきりりん氏を、一 番分かっているのは誰か!?というのを、決める大会を催したでござる!」 一同「キタアアアアアアアアアアアアァァァァァッ!!」 沙織「会場の熱気も最高潮に達した今、みんな大好きな、そして今宵の主役であるきりりん氏に御登場願いましょう。きりりん氏、どうぞ ~!!」 桐乃「……あっ、えっと、きりりんです。……よろしくね」 一同「きりりーん! き、きりーっ、キリリーッ!! キリーッ!!」 桐乃「うげぇ!……ねぇ、沙織。このテンションやばくない?」 沙織「大丈夫でござるよ、きりりん氏。ここに集まっているのは、紳士淑女の皆さんですから、純粋にきりりん氏への愛情が、雄叫びに変 わっているだけでござる」 桐乃「じゃ、じゃあ、そういうことにしておく……」 沙織「さて、今宵はここにいるきりりん氏の最大の理解者、言い換えれば、妹界の女神・きりりん氏を知り尽くした『妹マスター』と呼ば れる人を決める大会。そんな素晴らしい大会にエントリーして下さったのは、この三人でござるっ!!」 京介「ど、どーも。高坂京介です」 黒猫「……く、黒猫、よ……」 あやせ「皆さん、はじめまして。新垣あやせです」 沙織「京介氏、黒猫氏、あやせ氏の勇者三人が来てくれました~。ドンドン、パフパフ~♪」 一同「ゴゴゴゴゴ!!(それぞれの蠢く歓声)」 京介「うわっ!なんかスゲー空気だな、おい!」 黒猫「まさに獣の晩餐、ね」 あやせ「いざという時は、お兄さんを囮にして、私が桐乃を助けます!!」 京介「出始めから怖い事言うなよなっ!」 沙織「えー。では、早速大会本番に移りたいと思います。あっ、言い遅れましたが、今宵の司会進行は、身長も胸のサイズもワールドクラ ス!メガネッ娘属性花丸な拙者、沙織・バジーナがお送りします! ちなみに拙者も、妹キャラですぞ!!」 京介「えらく自己主張の強い司会がいたもんだな」 桐乃「アンタだって、どうぜ自分が同じ立場に立ったら、変なテンションになるんでしょ?『世界のシスコン・京介』とか言ってさ」 京介「言わねーよっ!!なんで自分からシスコンっぷりを自慢すんだよ!?」 桐乃「はん。どーだかぁ。アンタのシスコン具合はハンパじゃないしぃ~」 京介「ぐぬぬ……」 桐乃「まぁ、そんなアンタなんだからさ……」 京介「……?」 桐乃「……ちゃんと、勝ってみせてよね」 京介「……おう」 沙織「さて、何処ぞの兄妹が甘い雰囲気になってきたので、第一回戦に移りますぞ~。きりりん氏は、あちらにご用意した特別席の方で、 勝負の行方を見守っていて下され。……はい、それでは最初の対決は、コチラ!」 『きりりんクイズ』 沙織「主旨は簡単、拙者が読み上げるきりりん氏に関するクイズを、早押し形式で答えていくものでござる。一問毎に1ポイント割り振ら れますぞ」 京介「へへっ、これならいけるだろ」 黒猫「正直、私はこの大会自体に興味はないのだけれど、賞品には少し興味があるから頑張るわ」 京介「えっ?何、コレ賞品出んの?」 黒猫「……呆れた。そんな事も知らずに参加したの?本当に、どうしようもないシスコンね」 京介「うるせぇ」 黒猫「ほら、ちょうど沙織が賞品について説明しているわよ」 沙織「……で、今回の賞品ですが……ヌフフ、妹の日の特別仕様、『きりりん氏と妹の日満喫券』でござる!」 一同「SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!」 京介「それは、賞品としていいのかっ!アイツそういうの納得しないだろ」 黒猫「まぁ、私達3人の中の誰か、という事だから、あの女も納得したのでしょう。それよりももっと興味深いのは……」 沙織「この満喫券の凄さはまだまだ続きますぞっ!!何と、この券を持っていれば、妹の日限定ではありますが、『基本的に何でもしてOK 』という特典が付与されます」 京介「な、なんだってー!?」 沙織「もちろん、きりりん氏が渋々了承できる範囲まで、ですぞ。あまり破廉恥な事は対象外になりますから、ご注意を。京介氏」 京介「何故、俺に限定するのっ!?」 沙織「え、それは……まぁ」 黒猫「当然ね」 あやせ「通報する準備は出来ています」 桐乃「……ふん」 京介「俺、早くも帰りたいんだけどっ!!」 沙織「とまぁ、そんな素敵なチケットがこの三名の誰かに送られるわけですから、テンションも上がるというものでござろう。それでは、 長くなりましたが第1回戦を開始しますぞっ!」 京介「こうなったら、意地でも勝ってやる!」 黒猫「ククク、勝ったらあの女にマスケラの良さを……」 あやせ「(桐乃とデート桐乃とデート桐乃とデート桐乃とデート桐乃とデート桐乃とデート桐乃とデート桐乃とry……)」 沙織「第1問!」 『きりりん氏が大好きな星くず☆うぃっちメルル、そのメルルのヒロイン…』 京介「ハイッ!」 ウヘェ- 沙織「はい、では京介氏!」 京介「赤星める!」 「ブッブー」 京介「えっ!?違うの!?」 沙織「問題は最後まで聞かないといけませんぞぉ~」 『である赤星めると一緒にいる使い魔の名前は?』 黒猫「こめっとくん」 ポーン 「ピンポンピンポーン!」 沙織「はい、黒猫氏にポイントが入りましたぞ~」 京介「そっちか~」 桐乃「……バカ」 沙織「続いて第2問!」 『きりりん氏を始め、若い女性に人気のブr』 あやせ「エターナルブルー!」 ポーン 「ピンポンピンポーン!」 沙織「これは早い!あやせ氏に1ポイントです!」 京介「早すぎだろっ!!」 あやせ「アニメに関してはお二人に負けますが、モデル関係なら断然私の方が有利ですから。負けません!」 京介「というか、さっきから気になってたんだが、何で俺のボタンだけ、音が違うんだ?」 沙織「仕様でござる。それでは、第3問!」 京介「もう少し俺に優しく接してくれよ、みんな!」 「公表されているきりりんのスリーサイズは?」 あやせ「上から、82、54、81!」 ポーン 「ピンポンピンポーン!」 京介「なんでお前はそんなに知ってんだよ!?」 あやせ「何言ってるんですか、こんなのモデル仲間なら基本的な事ですよ?」 京介「……じゃあ、加奈子のスリーサイズ言ってみ?」 あやせ「……テヘッ☆」 京介「偏ってんじゃねぇか!」 ・ ・ ・ 黒猫「きりりん@さっきからとなりのバカがうざい件」 ポーン 「ピンポーン!」 あやせ「白とピンク!」 ポーン 「ピンポーン!」 沙織「おおっと!これで、黒猫氏とあやせ氏のポイントがまた並びましたぞっ!」 京介「蚊帳の外過ぎるぜ、俺。ぐぬぬ」 桐乃「何がぐぬぬよ!ちょっとアンタ、何やってんの!まだポイント取れてないじゃない!やる気あんのっ!?」 京介「しょうがねぇだろ、二人が早すぎるんだって」 桐乃「こんなの全部サービス問題ばっかじゃん!こんな所で躓いてたら、マスターなんて遠すぎるって―の!気合い入れ直しなさい!!」 京介「わーったよ」 沙織「それでは、1回戦も最後の問題ですぞ!難易度も少しだけ上がります」 「きりりんがプレイ済みの妹モノのゲームを、5つ答えなさい」 黒猫「……くっ」 あやせ「これは……」 京介(これは、いける!!) ウヘェ 沙織「はい!それでは京介氏!」 京介「妹×妹~しすこんラブすとーりぃ~、真妹大殲シスカリプス、妹たちとあそぼ、最終兵器妹、妹と恋しよ♪ どうだ?」 「シスコンシスコーン!!」 沙織「京介氏、正解でござる!」 京介「ていうか、正解時のSEまで嫌がらせかよっ!」 あやせ「悔しいですが、この問題は変態鬼畜野郎なお兄さんに譲るとしましょう」 黒猫「妹がプレイしているエロゲーを覚えているなんて、シスコンもここに極まったわね」 京介「俺は桐乃に勧められてプレイしたから、覚えてるだけだかんな!」 桐乃「このシスコンまじキモーい」 京介「お前、俺を応援してるんだよなっ!?」 『きりりんエピソード』 沙織「さて、続いて第2回戦に移りますぞ!ここからは知識だけじゃなく、きりりん氏との絆も試されますので、気を引き締めて挑んで下 されっ!」 京介「このまま終わったら、俺は二度と家の敷居を跨げない気がするからな。全力で行くぜ!」 沙織「2回戦の内容は……きりりん氏との思い出エピソードで競って頂きます。 審査基準は、審査員が『これはインパクトがある』と思った度合いを数値化し、採点いたしますぞ。それでは、審査員の方に登場して もらいましょう、にん!」 かなかな「みんな~、かなかなで~す♪よろしくねぇ~☆」 一同「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォッ!!」 沙織「審査員は、大きなお友達に大人気、かなかな氏でござる~!ここでまさかの登場で、会場の一部の熱気が、異常な盛り上がりを見せ ております!」 京介「あのちびっ子の登場か。ということは……」 桐乃「ひゃっほーぅ!かなかなちゃんまじ天使ー!!」 京介「はぁ、予想通りか」 かなかな「今日はー、桐乃ちゃんとのエピソードを~、採点させてもらうね~★テレビの前のみんなもぉ~、いっしょに楽しんでねぇ~! 」 京介「アイツ、徹底的に演技してやがるな」 あやせ「加奈子が、審査員か……」 沙織「あの~、かなかな氏?残念ですが、テレビ放送はされていませんぞ?」 かなかな「えっ?うそ?マジで!?」 沙織「内容が内容だけに、この会場の中で盛り上がろう!というのが主旨なのです」 かなかな「……んだよー!んじゃ、別にコビ売らなくてもイイじゃんかよ~。あー、ネコかぶって損した」 京介「って、露骨に豹変し過ぎだろ!これじゃ会場のファンが……」 桐乃「ひゃっはー!かなかなちゃんやさぐれカワイイ~♪」 京介「あぁ、信者ってこういう感じなのか……」 かなかな「んで、加奈子は何すればいいのよ?」 沙織「これから、あちらの3人がきりりん氏とのエピソードを順に語っていきますから、それを採点して下さればよろしいかと」 かなかな「そんなんでいいの?超ラクショーじゃん!」 沙織「では、かなかな氏の了承も取れたので、2回戦開始でござる~。まずは、かなかな氏やきりりん氏と仲の良い、あやせ氏からどうぞ !」 あやせ「では、私と桐乃の、愛のエピソードを一つ」 京介「愛の、って……」 あやせ「以前、私と桐乃は、ある事情で喧嘩をしてしまいました。それはとても辛いもので、もう桐乃と話す事も出来なくなっちゃうんじ ゃないかって、本当に不安で、泣きそうにもなりました」 桐乃「……………」 あやせ「でも、その時桐乃はこういってくれました」 「あやせの事もエロゲ―と同じくらい好き」 あやせ「きっとその言葉は、桐乃が言うからこそ、何よりも説得力があり、私を本当に大切にしてくれている、そう感じられる一言でした 。桐乃の本心を聞いて、私達は仲直り出来て、それまで以上に仲良くなれました」 桐乃「あやせ……」 あやせ「一時は本当に嫌な思い出にもなりましたが、今では最高の思い出です!大好きだよ、桐乃!」 桐乃「……うん!アタシも!エヘヘ」 沙織「これは……諸事情は知っていたものの、当の本人達を目の前にして聞くと、こう、胸が熱くなってしまいますなぁ~。グスン」 京介「あやせも桐乃も、良い笑顔しやがって……へへ」 黒猫「……………」 京介「どうした?友達をとられたみたいで、悔しいか?」 黒猫「な、何を言っているの!?そんな訳無いでしょ!下等な人間風情が、不器用に馴れ合っているのを見て、言葉を無くしていただけ、 よ……」 京介「ふーん。そっか」 黒猫「……その締まりの無い顔、やめてもらえるかしら?」 京介「へいへい。悪かったよ」 黒猫「まったく……」 沙織「さて、心温まるエピソードを聞かせて頂いた後は、運命の採点タイム!このエピソードを、かなかな氏はどう判定するのでしょうか ?」 かなかな「うっへぇ。あん時、そんなきめぇコト思ってたのかよ」 あやせ「!?」 桐乃「加奈子っ!?」 かなかな「ダチの趣味聞いただけで、喧嘩とか、マジきめぇ」 あやせ「加奈子……(ユラリ)」 かなかな「マジきめぇ、けど、それでもダチだかんな」 『70うへぇ』 かなかな「加奈子をハブいた分、減らしたかんな!今度は加奈子にも、ちゃんと言えよな!」 あやせ「加奈子……(フシュゥ)」 桐乃「うん!分かってるって!」 かなかな「ふん!」 沙織「出ました!70うへぇ!さっそく高得点でござる!」 京介「アイツ、相変わらず男前じゃねぇか」 京介(桐乃は、良い友達に恵まれたな) 沙織「さて、次は黒猫氏の登場です!個人的な意見を言わせてもらいますと、この黒猫氏のエピソードは気になるところ。高得点も狙える のでは、と思っております」 黒猫「あ、貴女がハードルを上げるのはおかしいでしょう!そんな大層なものではないわよ」 沙織「いやしかし、拙者は黒猫氏を応援しておりますぞ!」 黒猫「ふ、ふん!勝手にしなさい」 京介(桐乃の表の友達、そして今度は裏の友達、か。これはどうなることやら……) 黒猫「私は、さっきのスイーツ2号のようにはいかないわよ」 桐乃「はっ?アンタなんでいきなり喧嘩腰なワケ?」 黒猫「別に喧嘩腰ではないわ。ただ、私にはさっきの低俗な話が不快だったから、崇高な気分を取り戻したいだけよ」 桐乃「……はは~ん。なに、もしかして?アンタさっきのあやせの話に、ヤキモチ焼いてるワケ~?」 黒猫「なっ!?いきなり何を言い出すのっ!?」 桐乃「なるほどねー。アンタぼっちだから、さっきの話聞いて寂しくなったんでしょ~?ねぇ、今どんな気分?ねぇねぇ?」 黒猫「くっ……、そうやっていつもいつも、私の気分を逆撫でして……」 桐乃「顔真っ赤wwwwwうぇwwwうぇwww」 黒猫「……いいわ。折角の機会だから、この際正直に教えてあげるわ。貴女も、その軽そうな頭にちゃんと記憶しておきなさい」 桐乃「ムッ。いつになく強気じゃん。いいよ、聞いてあげる」 黒猫「……貴女はいつもそうやって人を小馬鹿にして、無神経な事を言うくせに、その実、妙に確信を得ている。本当に、本当にタチが悪 い女よ」 桐乃「……ふん。悪かったわね」 黒猫「そう、それでいて腹は立つものの、どうしても憎めない。言ってみれば、卑怯な性格なのよ。そんな貴女だから、一緒にいると喧嘩 ばかりで、共に過ごした記憶もロクな物じゃないわ。でも……」 桐乃「………」 黒猫「それなのに、一向に記憶から消えずに残っている。不快なのに忘れられない日々を、貴女と、貴女と沙織と一緒に私は作ってきたの よ」 沙織「黒猫氏……」 黒猫「実に不本意だけれど、それを『思い出』というのなら、それをくれた貴女達には、少しだけ感謝するわ。――ありがとう」 桐乃「!?」 黒猫「……と、とりあえずそういう事にしておくわ。仕方ないものね」 沙織「うぅ、黒猫氏……。グス……グス……」 桐乃「……何よ、意地張っちゃって。バカじゃん……」 京介「お前もだけどな」 桐乃「うっさい!!」 沙織「……グスッ、黒猫氏、温かいエピソードをありがとうございまする。拙者、本番中にも関わらず、少し泣いちゃいましたぞ。 ……ですが、これはあくまで公平な勝負!冷静な立場から話を聞いていた、かなかな氏に採点して頂きましょう!」 かなかな「おーよ!やってやんよ」 京介「あやせに劣らず、黒猫も良い話だったな。正直どちらの経緯も知っている俺としては、甲乙つけがたいぜ……」 あやせ「やはり黒猫さんは、油断できないですね……」 京介「……あの、あやせさん?凄く黒いオーラを感じるんですけど、僕の気のせいでしょうか?」 あやせ「え?やだなぁ、お兄さん。私がそんな腹黒い女のわけないじゃないですかぁー」 京介「だ、だよねー。アハハー」 あやせ「まぁ、あとで黒猫さんとは二人だけで話をしようとは思いますけど」 京介「やっぱり魔女化してたっ!!」 かなかな「ん~、あやせの話と違って、あっちの連中は加奈子全然分かんねぇかんなー。良い話だけど、イマイチピンッとこねぇっつーか 」 沙織「おやおや?これは意外にも、かなかな氏が採点で悩んでおりますぞ。これが吉と出るか、凶と出るか?」 かなかな「めんどくせーから、さっきのあやせの話で、加奈子が引いた分を乗っけて、8じゅ……」 あやせ「……………(ザッ)(←スコップを取り出す)」 かなかな「……なーんつって!」 『70うへぇ』 かなかな「て、てへぇ☆(キラッ)」 沙織「おぉーと!点数はあやせ氏と一緒の70うへぇでござったー!」 京介「今、酷い脅しを見た!」 沙織「さて、最後に来ますはこの方!今日まだ全然活躍していない、眠れる獅子・京介氏でござるーっ!!」 京介「今のところ、ツッコみぐらいしかしていないよな、俺」 桐乃「せっかくの妹の日なのに、アンタ何やってるワケ?」 京介「返す言葉もない……」 桐乃「まぁ、でも。妹の日だし?妹のアタシが大目に見てやんないと、さすがに可哀想っていうか?次に期待してあげる」 京介「そう言ってもらえると、正直ありがたいわ」 桐乃「でも、最後くらいはキッチリ決めてよね」 京介「あぁ、分かってるよ」 京介(幸いにも、こっちの対戦は俺の得意分野だ。腐っても俺と桐乃は兄妹、エピソードなんて数えきれない程あるんだよ。 それに、俺の得意技・『テンションでいろいろ誤魔化す』も通用するかもしれないしな) 桐乃「あっ、て言っても、テンションで誤魔化すのはダメだかんね」 京介「なんだって!?」 沙織「では京介氏、お願いしますぞ」 京介(しまった。勢いで凌ごうかと思ってたのに、それが通用しないなんて……) あやせ「やはり、セクハラ話が来るのでしょうか?その時は……」 黒猫「さぁ、どうするのかしらね。兄さん」 桐乃「……早くしなさいよ」 京介(えぇい、ままよ!こうなったら勢いで多少は誤魔化しつつも、本音で向き合ってやんぜっ!) 京介(いくぜぇ!!これが俺の、全力全開だっ!) 京介「桐乃ぉーーーーー!!」 桐乃「は、はい!(ビクッ)」 京介「今日は妹の日だから、普段言えない事も、今まで言いたかった事も、全部吐き出すからなぁー!よぉーく聞いておけよっ!!」 桐乃「う、うん。分かった……」 黒猫(何やら妙に熱いわね……) 沙織(これはこれは。京介氏も本気でござるな) あやせ(とりあえず、電圧はこれくらいにしておいて……) 京介「俺には、いや俺達には、あやせや黒猫みたいに綺麗なエピソードなんか無いし、あるのはお前のために親父と喧嘩した事、一緒にエ ロゲ―した事、お前の偽彼氏を追い返した事ぐらいか……。 はっ、どれも些細なもんばっかりさ」 沙織(どれも結構な衝撃を覚えるのでござるが、それをツッコむのは野暮でござろうな) 京介「でもよ、そのどれもが俺にとっては大事で、俺と桐乃の思い出だと思ってる」 桐乃「……………」 京介「俺は本当に出来の悪いバカ兄貴だし、お前にとっては不服な存在かもしれない。けどな、俺はこの数か月の間で、こうしてお前と本 音で向き合えるようになった事を嬉しく思うよ」 桐乃「京介……」 京介「俺は前からお前の事大嫌いだったし、その気持ちは今も残ってる。でもよ、お前と一緒にいて気付いた気持ちもある。 それは、大嫌いなのに大好きだ!って事だ。 おかしいだろ?でも、それが本心なんだよ。近くにいるとイライラするのに、それで も絶対に俺の傍から離したくない。 一番傍にいるのは、俺じゃなきゃイヤなんだ。ワガママかもしれないけど、そのためなら俺はいつだって全力で向き合ってやる!」 桐乃「……うん。分かる、気がする。その気持ち」 京介「だから言うぜ!俺はこれから先も、ずっと桐乃の隣にいる。そして他の誰でもない、俺自身の手で桐乃を幸せにする! 望むんなら、結婚だってしてやんよ!!なんせ桐乃は世界一の妹だからなっ!世界一幸せにしてやりたいし、そうさせてみせる! これが今の俺の、交じりっ気無い、本当の気持ちだ!!何か文句あっか!?」 桐乃「……うぅん、ない……無いよ……」 京介「俺が絶対に連れて行ってやるからな!作り物じゃない、ハッピーエンドにさ」 桐乃「きょう、すけぇ……うっ……うっ……」 京介「きっと明日から、また素直になれなくなっちまうかもしれないけど、もう迷わねぇから。だから、これからも一緒にいてくれよ、桐 乃」 桐乃「うん……。――ありがとね、京介」 京介「……おう」 会場一同(ポーッ) 沙織「……はっ!!――さ、さて、この熱気にあてられたまま、京介氏の採点に行きたいのですが……」 黒猫「正直、点数なんて出さなくても、誰が優勝かは一目瞭然ね」 あやせ「えぇ。悔しいですけど、桐乃のあの表情を見れば、それも仕方のない事です」 沙織「やはり、予想通りというか、きりりん氏に関しては、京介氏がズバ抜けておりますなぁ」 黒猫「シスコンの究極系が、あの姿なのね。実に滑稽だけど……」 沙織「本当に美しくもありますな」 黒猫「……えぇ、そうね」 あやせ「この先、桐乃を泣かせるような事をしたら、私も容赦はしません!」 黒猫「物騒な事を言わないで頂戴。闇の力に取り込まれるわよ」 あやせ「そんなの知りません。というか、あなたとは二人でお話ししたい事があるんですけど?黒猫さん」 黒猫「さ、沙織!この危険な女を、一刻も早く私から遠ざけて頂戴!あの目は魔女よ、魔女」 沙織「あっはっは!皆、違った形できりりん氏を思っておるのですなぁ。いや~、本当に素敵な企画でした。拙者、このイベントを企画し た自分にGJ!と声をかけたいですぞ」 黒猫「笑ってなんかいないで、早く!あの女、スコップなんか取り出したわよっ!?」 あやせ「フフ……、一度埋まればクセになりますよ……」 かなかな「おーい!ちょっとー!」 沙織「おや、かなかな氏?どうしました?律儀に採点して下さいましたかな?」 かなかな「いやぁよー、加奈子もさすがにさっきのは、モーレツなうへぇだったから、適当にボタン連打してたんだけど。 そしたらいきなり機械が壊れて、止まんなくなっちゃったんだよねー」 『うへぇ、うへぇ、うへぇ、うへぇ、うへぇ、うへぇ、うへぇ……』 沙織「おやおや、エンドレスうへぇとは。想定の範囲外でござるな」 黒猫「それくらいの、シスコンブラコンという事ね」 かなかな「うっへぇ」 京介「桐乃……」 桐乃「京介……」 あやせ「ところで、あの二人はいつまであのままなんですか?」 黒猫「み、見つめ合ったまま世界を作っているわね……」 沙織「まぁ、今日は特別な日ですし。こういうのも良いのではないでしょうか?」 かなかな「けっ!なんかノロケが続きそうだから、加奈子帰るわー」 あやせ「私も、今後の事を考えて色々用意しますので、ここで失礼します」 ゾロゾロ、ゾロゾロ…… 黒猫「気付けば、観客の人達も帰っているわね」 沙織「皆、本当にほっこりした表情で帰られましたぞ」 京介「あぁ、桐乃!」 桐乃「あぁ、京介!」 黒猫「……いい加減、私達も帰りましょう。あそこからとんでもなくリア充の匂いがしてきたわ」 沙織「そうですな。ここは気を利かせて、二人きりにしてあげましょう」 京介「きりの~~~~~!!」 桐乃「きょうすけ~~~~~!!」 さて、これは余談でござるが。 その妹の日、街中で京介氏ときりりん氏に良く似たカップルが、腕を組んでくっついていたという話を聞きましたぞ。 当の本人達なのか、それとも他人の空似なのか――。 真実は分かりませぬが、 その日以降、お二人の仲は、以前よりもちょっとだけ良くなっていたでござる。 いやはや。 今後は、妹マスター改め、『きりりんマスター京介氏』とお呼びする他無いのかもしれませんな。ニンニン。 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1499.html
299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/01(金) 16 05 20.15 ID yqtcv6CY0 297 イヤイヤ言いながらも結局は撮られちゃう二人 そして、後で写真送りますねー、と言われて後日届いた写真を見ると そこには超満面の笑顔で引っ付き合ってる二人の姿が 桐乃「な、なにチョー嬉しそうな顔して写ってんのあんた?!シスコンまじキモイっての!!」 京介「うっせぇよ!お前だって人のこと言えねーだろ!なんだよこの超満面の笑顔はよ!?」 桐乃「な?!あ、あたしは違うっつーの!読モだし?カメラ向けられてつい笑顔になっちゃっただけだっつーの!」 京介「嘘こけ、こんなん営業用のスマイルじゃねーだろ!こ~んなに頬弛みまくっちゃってよ、お前のグラビア写真集ですら今だかつてこんなににへら~っとした表情見たことねーよ!」 桐乃「う、うっさい!うっさい!!シスコン死ね!!」 こんな一幕もありそうw 300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/01(金) 16 21 30.83 ID C5hTBxCMP 299 涼介「――で、コレがその時の写真か?」 優乃「らしいよ」 涼介「ふぅん。確かに、母さんが出てるモデルの写真とかとは全然違う笑顔してるとは思うけど……」チラッ 優乃「……」チラッ 京介「やっぱ桐乃が一番キレイだな。この雑誌の中でも頭一つ飛びぬけてるだろ」 桐乃「あったりまえじゃん。あたしを誰だと思ってんの?」 京介「俺の自慢の奥さんだな」ナデナデ 桐乃「ば、バカじゃないの?」ニヤニヤ 涼介「俺達からすれば何の新鮮味もないな」 優乃「むしろもっと自重してくんないかな。あの万年バカップル」 涼介「優乃、お前親に向かってそれはないだろ」 優乃「はあ? あたしは事実を言ってるだけじゃん。だいたい――」 こうか 最近なんでも未来予想図に繋がりすぎて困る 309 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/01(金) 17 58 35.11 ID BNNdqBre0 299 京介は受けらしいから、桐京のカップリングで写真を撮ると、 桐乃が責めてるカットが多くなるんだよな。 腐女子「えっと、ポーズとってもらっていいですかー?」 桐乃「えっと、どんなの?」 腐女子「京介さんが中腰に、桐乃さんは京介さんの顔を覗きこむ様に…… そうそう、それで、桐乃さんの左手を京介さんの腰に回して、 右手で顎をクイッと自分の方を向けるように」 桐乃「え? こ、こう?」 京介「ちょ、桐乃!?」 桐乃「あんたは黙ってて」 京介(だめだ……仕事モードになってやがる!) 腐女子「そ、そうです! 目線は京介さんの瞳に合わせて、妖艶に微笑んでください!! それでそれでセリフは 『兄貴……俺の人生相談に乗ってくれてありがとう。 お礼に、今からご褒美をあげるね。 ふふふ……緊張しないで、力を抜いて……』」 桐乃「京介……いつもあたしの人生相談に乗ってくれてありがとね。 お礼に、今からご褒美をあげる。 ほら、体から力を抜いて……」ドキドキ 京介「桐乃……」ドキドキ 腐女子「ふふぇひひひひひ!!」カシャカシャ みたいにw ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/997.html
832 名前:【SS】箸の日[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 11 03 58.46 ID UKzV6V2p0 [2/8] 大介「お前たちに言っておきたいことがある」 京桐「「?」」 大介「今日が箸の日だからと言って ・あ~ん ・箸に感謝して使わず、口移しで食べあう ・お互いの箸を交換 といった行為は認めん」 桐乃「お父さん、あたしたちがそんなことするはずないじゃん」 京介「そうだぞ親父。変な夢でも見てたんじゃないか?」 大介「そうだな。どうやら俺の勘違いだったようだ」ホッ 桐乃「そうそう。蜂蜜の日に蜂蜜を指につけて舐めて貰ったり」 京介「首筋にこぼれた蜂蜜をツゥっと舐め取ったりなんかするはずないだろ?」 大介「・・・・・・」 桐乃「ところでお父さん、今日はお父さんにプレゼントがあるんだ」 大介「俺にプレゼントだと?」ワクワク 桐乃「はい、これ」 大介「これは・・・・・・塗り箸か」 桐乃「うん。ちゃんと名前も書いてあるんだよ」 大介「どれどれ・・・」 大介 質実剛健 大介「これは・・・」 桐乃「お父さんをイメージした文字も書いてもらったんだ」 大介「そうか。桐乃、この箸はずっと大事に使わせてもらうぞ」 佳乃「お父さんったら嬉しそうにしちゃって」 桐乃「はい、お母さんにも」 佳乃 良妻賢母 佳乃「ありがとうね。お母さん、嬉しいわ」 桐乃「ちなみに、これがあたしの」 桐乃 才気煥発 桐乃「文武両道とか才色兼備とか容姿端麗とか頭脳明晰とか華麗奔放とかも考えたんだけどね」 京介「・・・・・・俺にはないのか?」 桐乃「心配しなくたってちゃんと用意してあげたって」 京介「そ、そうか。そりゃ良かった。 ところで、俺の箸にはなんて書いてあるんだ? 全力投球とか難攻不落、聡明剛毅、高潔無比、ってところか」 桐乃「はい、これがあんたの」 京介 妹婚上等 京介「四文字熟語じゃねえ!?」 桐乃「『バカ兄貴』と迷ったんだけど、あんただけ名前じゃないのもかわいそうだから、ちゃんと『京介』にしてあげたよ」 京介「悩むところはそこじゃないだろ!?」 大介「桐乃。妹婚とはなんだ」 桐乃「これでシスコンって読むの。 こいつ救いようのないシスコンだからさ、これしかないって思ったんだよね」 大介「・・・そうか」 桐乃「とにかく、あたしからのプレゼントなんだから、あたしだと思ってちゃんと大事にしなさいよね」 京介「はいはい。ちゃんと一生大事にしてやるよ」 佳乃(箸のプレゼントには『幸せの橋渡し』や『一生食わせてやる』という意味があった気がするけど・・・ まぁ、気のせいよね) 851 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 13 08 05.17 ID UKzV6V2p0 [4/8] 832のおまけ 赤京「「いただきます」」 赤城「ん?高坂、おまえマイ箸なんか使ってるのか」 京介「ああ。桐乃に貰ったやつだ。 『あたしだと思ってちゃんと大事にしてね』って言われたから、 肌身離さず持ってる」 赤城「そ、そうか。 ん?」 京介 妹婚上等 赤城「ぶっ!」 京介「どうした?」 赤城「いや、高坂は遠くに行っちまったんだと思ってな・・・」 -数日後- 赤城「高坂、俺もおまえの妹に習って瀬菜ちゃんに箸を贈ったんだ。 『兄婚最高』って書いてあるやつ」 京介「おまえ、シスコンにもほどがあるだろう」 赤城「おまえら兄妹には負けるぞ。 それで瀬菜ちゃんは初め恥ずかしがってたんだけどよ、俺が 『俺だと思って大事にしてくれ』って言ったらな」 瀬菜「ふひひひひひ!ああ、妄想が先走る! これで『お兄ちゃん×箸置き』でもカップリングできる!」 京介「兄と無機物すらくっつけるのかあの腐女子は!」 赤城「その時ふと気がついたんだが、 高坂は妹だと思ってる箸を食事ごとにぺろぺろしてるんだな」 京介「ぶっ! そ、そんなわけあるか!」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1494.html
62 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/28(月) 22 43 41.03 ID yRjeaWFM0 53 きりりん可愛いな~ もちろんこの後もきりりんは「キモイ」何度も連発してキスをねだるんですね、わかります 桐乃「ちょ!な、な、な、何ほんとにキスしてんのよ!キモイ×10!!」 京介「む・・また10回言ったな、それじゃあしゃーなし、おしおきだ」 桐乃「・・(ドキドキ)」 以下ループ 65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/28(月) 22 48 37.84 ID DQHNOJ3j0 62 ループに疲れてきりりんの充電が切れたらどうするんだ! 67 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/28(月) 22 56 13.43 ID yRjeaWFM0 65 桐乃「ハァハァ・・ き、キモイって連呼するのも疲れてきたんですケド!」 京介「そっか・・」 桐乃「だ、だからさ!」 京介「ん?なんだ?」 桐乃「疲れたから・・その・・じゅ、じゅーでんして!」 京介「充電?」 桐乃「そ!こ、こ、今度はほっぺじゃなくて・・!」 京介「・・!わかった・・たっぷり充電してやるよ!」 桐乃「き、キモイ!なにマジになってんの!」 京介「あ、キモイっつったな それじゃあとことんおしおきしてやるよ」 桐乃「覚悟してよ!あたしのじゅーでん完了するまで離してあげないんだから!」 こうですか?わかりません ----------
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/1290.html
《高坂 桐乃(P002)》 キャラクターカード 使用コスト4/発生コスト1/赤/AP40/DP40 【コスプレ】 (星くず☆うぃっちメルルっ! はっじまるよぉ―――っ♪) 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8巻 特典で登場した赤色・【コスプレ】を持つ高坂 桐乃。ファッティのひとつ。 効果を持たない普通のバニラカードで、純粋なAP・DP40のファッティである。 <コスプレ>ではアタッカーとして採用の価値はあるだろう。 カードイラストは書き下ろしで、メルルにコスプレしている。 フレーバーは第10話「俺の妹がこんなにコスプレなわけがない」での桐乃のセリフで、《高坂 桐乃(005)》《来栖 加奈子(057)》のフレーバーとほとんど同じ。 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8巻の特典で、アニメイト・ゲーマーズで購入した場合先着で配布される。 収録 俺の妹がこんなに可愛いわけがない P-002 プロモカード 編集
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1591.html
65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/29(月) 16 49 08.46 ID dnmUBuLMO 桐乃「超シスコン兄貴のためにお菓子を用意してあげたんだから感謝しなさい」 京介「どこにんなもんがあるんだよ?」 桐乃「あ、あたしを…ゴニョゴニョ」 とか言ってさりげなく自分を渡すきりりん… 100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/30(火) 10 36 41.02 ID nNtwPC0sO 92 桐乃「うえっ!?ハロウィン、本当は明日ってマジ!?」 京介「ああ。だって今日30日じゃん」 桐乃「…あ!本当だ!!うわぁ…やらかしちゃったよあたし…」 京介「別にいいんじゃね?明日もやれば」 桐乃「へ?」 京介「やっちまったもんは仕方ねーし、折角だから今日のは練習ってことで、明日また本番やればいいじゃん」 桐乃「…ならさ」 京介「ん?」 桐乃「…明日は…あんたがあたしにイタズラして?」 京介「!?」 そうして攻守交代するわけですね? ----------