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395 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 00 25 33 ID 6ub2saBA 例えば、そうツンデレが捨て猫を拾ったとしようか 「ん?ややっ!あそこにいるのは尊ちゃんではないか。これは運命だな。うん、求婚しよう。 おーい、尊ちゃん!奇遇だね、結婚しよう!」 『……ふん、タカ兄は馬鹿で困る。私はまだ結婚できない歳だぞ?』 そう、尊ちゃんはまだ○学生なのであった。○には各自好きな文字を入れてくれ。ロリでも構わんぞ! ………むしろ推奨 「断られなかっただけでもありがたいものです。と、おや?尊ちゃんそれなにさ?」 『ん?ああ、ダンボールの中に入ってた。ふふ、いいだろ?タカ兄には触らせてやらんぞ』 「駄目でしょ。戻してきなさい。その子もきっとお家帰りたがってるよ?」 『ダンボールがこの子のお家なものか!それに…あんなとこに戻すなんて可哀想じゃないか……』 ああ、尊ちゃんは優しく育ってくれていたんだね…お兄ちゃん嬉しい…… だが、全国のダンボールハウス在住の方々に謝れこのクソガキ。 「でも、尊ちゃんの家でその猫飼えるのか?たしかペット禁止だったろ? 優しくしたいのはいいが飼ってあげられないならそれはただの偽善ではないかね?」 『うっ……で、でも…ほっといたらこの子…可哀想……』 「もしかしたら、ほっといても野良になって逞しく生きるかもよ」 『うぅぅ……タカ兄のばか!そんなこと言う人はもう一緒にお風呂はいってあげないんだからな!』 「いつの間に俺の知らないイベントが!?どこで取り逃したというんだ…くそっイベントCG回収できてねぇ! ……ふぅ、じゃあ俺がその猫飼ってやるよ。それでいいだろ?だから今度一緒にお風呂入ってください」 『ほんとか!?嘘じゃないな!タカ兄!!よかったなータマ。お前タカ兄に飼ってもらえるってさ!』 もう名前つけてんのかい。よくある名前すぎて逆に間違えそうだわ。 「ああ、ちゃんと世話するさ。だが尊ちゃんも協力するんだぞ?俺猫飼った事ないし」 『うん!ありがとうタカ兄!大好き!』 俺、感無量。尊ちゃんの大好きでご飯16杯はいけるね!いけるね!……炭水化物取りすぎだろjk 「それはそうと尊ちゃん。一緒にお風呂の件なんですが……」 『…………おまわりさぁぁぁん!!』 「ちょっwwwwww」 ツンデレ分薄くね?まぁいっか。うすしお好き何故か多いし。俺はのりしお派だけど
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144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/16(水) 18 01 46.97 ID p08vqwOv0 『裸エプロン』 「ねぇ、京介、起きて・・・」 まだ半分夢の中に居る俺の耳に、可愛い妹妻の声が聞こえてきた。 「なんだよ、桐乃。もう少し寝かせてくれよ」 「だって、もうお昼前じゃん。ほら、ちゃんと起きて!」 桐乃は尚も寝ようとする俺の腕を掴み、引っ張りあげる。 どうでもいいが、桐乃。あたってるぞ? 桐乃に引っ張りあげられてようやく目が覚める。 周りを見れば、見渡す限りに妹グッズが置かれているマンションの一室だ。 「休日だからって、そんなダラダラしてちゃダメって言ったでしょ?」 「まあそうだけどよ?つーかおまえ、なんでそんなに口うるさいわけ?」 「はぁ?そりゃ、あんたの奥さんだもん」 当然のように答える桐乃。いや、当然のように、じゃなくて当然だな。 そうだ。ここは俺と桐乃との愛の巣って言えばいいんだろうか。 桐乃と結婚した俺は、桐乃と二人暮らしを始めたんだった。 「ほら、さっさと立って。リビングにいるからね?」 「ああ、分かった」 まだ昼飯の支度の途中だったのだろう。桐乃はさっさと出て行ってしまった。 よしっ、ちゃんと起きるかっ! 立ち上がって、部屋を出る。 俺の部屋は通路をはさんで、リビングとは反対側だ。 いったん玄関に向かい、放置されたままの新聞を取る・・・と。 ふと視線をずらすと、玄関にドンと設置された『らぶどーる』が目に付いた。 もちろん、桐乃と寸分違わぬ仕様だ。 言うまでも無いことだが、俺が買ったんじゃねー。桐乃が買ってきたんだ。 ・・・・・・・・・桐乃が居ない時にしかつかってないよ? 名残惜しいが、桐乃を待たせてはいけない。 慌ててリビングに向かう。 リビングでは、鼻歌を歌いながら桐乃が昼飯をつくっている。 味も美味いし、桐乃が楽しそうにしているところを見ているだけで気分が良くなってくる。 エプロン姿も似合っているし、揺れる尻がまぶしすぎる。 だが、それにしても・・・ 「やっぱ、なんか足りねーな?」 「何よ」 ジト目で見てくる桐乃だが、たまには強気で出てもいいだろ。 「いや、おまえって世界一可愛いし気立てもいいし、俺にはもったいないくらいだけどさ」 「あっ、あたりまえじゃん!」 「今のおまえには、足りないものがある!つーか余分なものがある!」 「・・・はぁ?」 嬉しそうに身をくねらせた桐乃だったが、一瞬で不審者をみるような目つきに変わる。 つーか、わかんねーかなぁ? 男にとって、非常に大事な事なんだが・・・ 「そういや、いつぞやの一つだけお願いを聞いてもらう権利、まだ使って無かったよな?」 「えっ!?う、うん・・・そうだけど?」 よーし、これでおっけー貰ったようなもんだな? 言うぞ?言っちまうぞ? 「桐乃・・・裸エプロン見せやがれください!」 「・・・う、うん・・・いいよ」 ま、マジっすか!? これで、夢にまで見た桐乃の・・・は、裸エプロンがっ! というか、器用にエプロン着ながら服を脱いでるしっ!? 「その代わり、人生相談っ・・・!」 「・・・マジっすか・・・」 「そ、そのっ・・・そろそろ・・・欲しいなって・・・」 「き、桐乃ぉぉぉぉーーーーーっ!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「・・・あ、あれっ」 ふと目を開ければ、そこはいつもの俺の部屋。 ・・・・・・って夢オチかよぉぉぉぉぉ!? いやっ、ゆ、夢オチで良かったっつーか、なんつー夢を見てしまったっていうか・・・ 俺は一体桐乃に何をさせようとしてんだよ! つーか、その後何をシたんだよっ! 何にしても、早々に着替えを行わなくてはならないようだ。 「って、なんか妙に寒いんだが・・・」 「あっ、起きた?」 目の前にはやたら赤い顔をした桐乃が居た。 俺、まだ夢の続きでも見てるんじゃねーだろうな? 「というか、桐乃さん?そのスマホは?」 「録音と写メ撮った」 は?写メ? 「あ、あんたが悪いんだからっ!あんたが寝言で・・・かエプロンとかっ!キモいこと言うからっ!」 自分の現状を正確に把握できるよう努めてみる。 今は12月初旬、一人暮らしを終えてすぐで、俺は自分の部屋で寝ていて、妙に体が寒い。 確かパジャマを着ていたは・・・ず!? 「ま、待てっ!なんだ、この俺の格好は!?」 「だ、だからっ!は・・・かエプロン・・・」 「何故こんなことにっ!つーか、ぱんつだけは脱がさなかったのをどう評価すればいいっ!?」 「生ぱんとかまだ無理だしっ!それにっ、あ、あんたがっ、あたしに・・・着せたいみたいだしっ!」 ・・・そーいや、録音とか言ってたよな? 俺、もしかして、寝言で・・・それって、マジやべーんじゃ? 「どんだけ恥ずかしいかっ!あんたにも味わわせてみたのっ!」 「だからって脱がすんじゃねーよっ!?」 こいつもとんでもねーことしやがるな・・・ だが、今は、それ以上の優先項目がある。 まずは着替えないと、羞恥心で死んでしまいそうだぜ! 「とにかく、おまえの言いたい事はよく分かった」 「・・・ふ、ふんっ!」 「だがら、よく分かったから、服をわたしやが・・・ってください」 「えっ?」 そこで、桐乃はポカンとした表情になる。 (あどけなくてむちゃくちゃ可愛いんだけど) 俺が何を言いたいのか分かってねーような・・・ 「えっと・・・その・・・」 「お、おい・・・」 「お母さんが全部洗濯に出しちゃったよ?」 「・・・・・・・・・・・・は?」 待て待て待て、服を、全部、洗う? 何故?why?どうして? 「あんた最後の一ヶ月、誰も世話してくれないからってあんまり洗濯してなかったでしょ? だから、他の服にも匂いが付いて・・・」 「せ、せめて下着の一着くらいっ!」 「し、下着はあたしが回収したからっ!」 ま、マジかよ・・・全部洗濯機の中かよ・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・し、死にてぇ・・・ 「で、でも、あんた、ぱんつははいてるじゃん?今日一日くらい、外に出なけりゃ大丈夫じゃない?」 ふっ、女には分からんよな、この無性にやるせない状態は・・・ だが、このままはき続けるわけにもいかない。 迷いに迷った末、俺は―――――― その日一日を、裸エプロンで通す事になった・・・・・・・・・・・・ これ、本当に恥ずかしいのな! エロゲーで女の子が頬を赤らめる気持ちが良く分かった気がするぜ! それになぜか分からないが、一日中桐乃は付いてまわるし、乾燥機は故障して、乾くまで時間はかかるしっ! もう、やだっ!こんな家っ!!! だが、これで、一つの願い事を何に使うかは完全に決定した。 いつかぜってー、俺の前で一日中裸エプロンで過ごさせてやるかんな! 覚悟しとけよっ!桐乃っ! End. ----------
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《高坂 桐乃(076)》 キャラクターカード 使用コスト2/発生コスト2/緑/AP20/DP20 【メイド】/【オタク】 このカードがアプローチに参加した場合、キャラ1枚は、ターン終了時まで+20/-20を得る。 (なにその態度! せっかくこのあたしがここまでしてやったってのに!) 俺の妹がこんなに可愛いわけがないで登場した緑色・【メイド】【オタク】を持つ高坂 桐乃。 アプローチした時にキャラ1枚のAPを20上昇させ、DPを20減少させる効果を持つ。 対象に制限はなく、自分キャラはもちろん相手キャラも対象にできる。 AP上昇効果を生かし自分キャラを強化、DP減少効果をとって相手キャラを弱体化と、2通りの使い方ができる。 このカード自身も対象にでき、AP40・DP0のキャラとなる。 強制効果なので、アプローチするときは注意したい。 カードイラストは描き下ろし。フレーバーは第11話「俺の妹がこんなにメイドなわけがない」での桐乃のセリフ。 収録 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 01-076 編集
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307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/22(日) 00 53 59.43 ID Fk6raj470 【SS/大学生京介の同棲疑惑】 桐乃スレ45-140様および145様の構成を元に、勝手ながらSSを作成いたしました。 妄想主の希望に近い展開であったら幸いです。 ――――――――オープニング―――――――――― 高校を卒業し、東京都(とっても23区外だけどよ)にある○○大学に通う大学生となった俺、1年半前までは平凡な人生を歩んできた高坂京介。 今、季節は初夏。新生活にも馴染み初め、徐々に勉強漬けだった1年前の生活と180度違う環境を楽しめるようになってきた。 そう、当初、入学するはずだった地元の国立大学を蹴り、更にワンランク上の東京の大学を受験し、見事現役で合格した。 こういう風に現状に甘んじず、上を目指そうと思ったのは、一番身近な頑張り屋の影響であることは否定しない。 でも、合格しても浮かれてばっかりにはいかなかった。 それはそれは深刻な二つの問題点があって、その一つが通学するのに1時間半位かかることだ。 通えない距離でもないので、サラリーマンよろしく長距離通学を覚悟した矢先、両親から薦めてもらい自由な一人暮らしすることが許された。 よし、オーケィ、一つ目の問題点はクリアできた。だが、もう一つの問題点である『桐乃』はどうか。 もう自認しているが、重度のシスコン野郎である俺は、桐乃と離ればなれになる事を恐れたわけだ。 しかーし、決して桐乃と毎日逢えなくなるのが淋しくて辛いわけじゃない。あいつに近づく男がいてもブン殴れないのが悔しいのである!! チクショウ!!こんな事なら麻奈実と一緒の地元大学に入学するんだった!! 桐乃は、そんな俺の気持ちを察してか、大学合格し、一人暮らしをすることが決まった後、こう言ってきた。 「京介、あんたは病的なシスコンだから、あんまり逢えない時間が長いと、久々に帰った来た時に、あたしが襲われるかも知れないし…。だから、毎週そっちに行ってあげるから感謝しなさいね!!」 「ふぇ!!」 「キモい声出すな!!あたしが居ないと寂しくて死んじゃうんでしょ!?あたしも襲われないし、京介も死なないし良いこと尽くめじゃん!!」 顔を焼きリンゴみたいに真っ赤にして俺を励ます桐乃が可愛くて愛おしくて死にそうになった。 「…、桐乃?やっぱり、お前が一番だな!!俺は、桐乃の一番傍に居れて本当に嬉しいぞ!!」 「!!!!!!!!!!!」 不意に抱き着こうとしたら、俺の胸を両手で突き飛ばし、急いでリビングから出て、ドタドタと自室まで戻っていった。 その後、なぜか桐乃主導で、俺の住む場所を相当こだわった条件のもと決め (オートロック、間取りは絶対に1LDK、宅配ボックス付、脱衣所付、と社会人並のスペックを要求され、相当難儀したんだが…) いざ、大学に入学したものの、知ってるやつは一人も居ないし、当初は不安だらけだった。 けど、体育会、文化会、サークル合同の新入生歓迎会(各々が自分たちはどういう事をやっているか説明するプレゼンの場だ) の後にふと目についた『写真』サークルへの入会が俺の大きな転機となった。 「写真」なんてこれっぽっちも興味はなかったが、桐乃の笑顔を向けているその先にカメラマンがいることを考えると心中穏やかじゃなくなる自分がいた。 水着やミニスカ、その他、露出が多い写真を撮るときに、撮影者はどんな気持なのか? 勿論、プロだし、中学生ごときに欲情するはずもないと思うが、実の兄か異性としても意識せざるおえない魅力を持っている桐乃ならば…? と、写真サークルの案内版の前で悶々と考えていると、超絶イケメンが声を掛けてきた。 「君、写真を撮ることに興味があるのかい?」 「いえ、身近な奴がモデルでして…。そんで、撮影する側はどんな気持ちなのかと思っていたんですが…」 「へぇ、奇遇だね。実は僕の弟がモデルでさ。でも、普通の雑誌だけじゃなく、こすぷれ?ってやつも嗜むんだよ」 「そうなん…、すか」 「どうかな。もし時間が空いているなら、我がサークルの説明をちょっとだけ聞いていかないかい?」 こうして俺は写真サークルへ入ることになった。 この事を家族や友人たちに話をした時の周りの反応は、親父以外、酷いものばかりだった。 お袋には親子そろって桐乃の写真を撮るのかと冷やかされた。(←将来的にはそうなると思う) あやせには犯罪者と断定されたうえで通報されかけた。(←思い出しただけでも泣きそう) 黒猫や沙織には桐乃が居るにも関わらず『独占欲が天元突破したシスコン兄貴』と罵られた。(←否定できなかった) 肝心の桐乃は顔を下に向け表情を伺い知ることはできなかったが…、全身をワナワナと震わせていたから怒ってたのかも知れねーな。 …、とまぁ、そんなこんなで今に至るわけだ。 ―――――――――本編――――――――――― 今日は金曜日、サークルで仲良くなった同期2名を初めてウチに招待し、とある疑惑を晴らす日だ。 実は、頑なに俺が部屋に誰も入れないせいで、彼女との同棲疑惑が持ち上がってしまったわけだ。 勿論、あの約束がある以上、俺には彼女なんていない。 それでも部屋に入れられない原因は押しかけ女房みたいに毎週やってくる桐乃だ。 仕方ねーだろ、桐乃のやつが自分の荷物をどんどん持ち込みやがってよ…。 可愛らしい小物入れ、インテリア、クッション、スリッパ、歯ブラシセット、食器…。と、この位はまぁ良いとしよう。 他にも、入浴なんかしたことねーのに入浴セット、泊まったことなんてねーのに、枕とかブランケット等々、いつ使うんだよっていう代物まであるんだぜ。 正直、俺の私物より多い気がする…。 まぁ、俺も俺で冷蔵庫にプリクラ貼ったり、机の上にツーショット写真を飾ったりしているもだからよ、 傍から見たら彼女とラブラブ同棲しているとしか思えない状況。 てなわけで、あらぬ疑いを掛けられぬよう昨日の夜、桐乃グッズを一通り風呂場に格納し、女のニオイを消し去り、男一人の生活に見せる工作を施し今日を迎えた。 「へぇ、良いとこに住んでるんだな、高坂」 「それほどでもねーよ」 オートロックのエントランスを通り、エレベーターで4階にある我が部屋の前にたどり着き、扉の鍵を開けて部屋の中に入ると…。 「…?」 おかしい、週に2日だけ漂う女の子の部屋って感じの凄く良いニオイがする。 「あれ、あいつの靴があるぞ…」 足元を見ると女物の可愛らしいミュールが行儀よく2足並んでいた。 「ねぇ京介、勝手にあたしの荷物片づけたでしょ!?」 俺が返ってきたことを察したのかリビングの扉が開き、露出の多いミニスカ姿で魅力的な太ももが露わな恰好をしたモデル様がこちらに近づいてきた。 「桐乃!?お前、なんで今日来てんの!?」 「それは…、今日あたしの学校が創立記念日で休みだからだケド…」 俺が突っ込むと、視線を逸らし、ちょっと気まずそうにしている桐乃。 やべぇ、くぁわいいじゃねーか、俺死ぬぞ!! 「すんげー、美人!!高坂、お前やっぱり彼女と同棲してんじゃん!!」 「こんな超可愛い子が居たら、お前がサークルで女子にがっつかないのも分るわ」 そうだろ、絶美人だろ、超可愛いだろ!? 俺の彼女だったらどれだけ良いか。だがな、現実は非情なんだよ!! 「お前ら、落ち付け。こいつは俺の『妹』だ!!」 「ちょ…。んな…、キッパリ…、…ないじゃん…」 桐乃は小声でボソボソと呟いている。ちょっと前まで機嫌良かったのに、拗ねちまったのか? もしかして、俺たちの部屋に勝手に野郎2名を呼んだことを怒ってんのか? すまん、桐乃。どうしてもサークルメンバーに俺の同棲疑惑を晴らす必要があってよ…。 「そんな下手な嘘つくんじゃねーよ、全然似てねーじゃねーか」 「どう見ても他人です。本当にありがとうございました」 何度言われたかその『似てない』って科白。いい加減、聞き飽きたぜ!! 「嘘じゃねーし。なぁ、桐乃。この2人に説明してくれよ」 「あれぇ、京介どうしたの?あぁ、そっか~。今日は『兄妹』ってことにするって話だったね」 不意に、腕を絡めて胸を俺の肘に押し付けてくる桐乃。 「ねっ、おにいちゃん!!」 「…おま!?」 満面の笑顔で俺を『お兄ちゃん』と呼んだ桐乃。演技だと判っているのに、くやしい、嬉しくて顔が歪んじゃう!! 「兄妹プレイかよ!!マニアックすぎるぜ高坂!!」 「…、プププ。ごめんなさい。兄貴をからかいたくって少し意地悪をしてしまいました」 桐乃は俺をからかって満足したのか、絡めていた腕を解き、同期2名に向かってペコリと頭を下げた。 「初めまして、あたしは『高坂桐乃』。京介の一応、『妹』です」 「こちらこそ、どうも。へぇー、良かったな高坂。そういう事にしてもらえてよ」 「だーから、違うっての!!」 「それにしてもマジでカワイイな。もし本当にお前の妹なら俺に紹介してくれよ」 「ダメだ!!」 俺はクワッと、あんまりデカくない目を見開いて猛獣2匹を威圧してやった。 「即答かよ!!」 「おまえら、さっきから俺の妹を厭らしい目で見やがって」 俺の目は誤魔化せねーからな!!おまえらが桐乃の太ももをチラチラ見てやがるのはよ!! 「おいおい、チラっと見ただけだろ」 「少しでもダメだ!!」 「もう、あたしは気にしないって。そんなの、いつもの事だし」 いつもだとー!!ぬがぁー、許せん。世の男共は俺の大切な桐乃を何だと思ってんだ!! 「桐乃ちゃんは心が広いねー。まぁ、こいつも普段は寛大なヤツなんだけど。」 「桐乃ちゃんとか言うな。馴れ馴れしく近づくな、話しかけんな!!桐乃がよくても俺がダメだ!!いいか、てめぇら、よーく聞け!!桐乃に近づいていい『男』は俺だけだ、桐乃は俺だけのもんだ!!!」 「…、京介?」 「ハッ…!?」 耳まで真っ赤にして恥ずかしかがる桐乃を見て俺は我に返った。 「分った、分った。俺たち、もう帰るわ。すまんね、カップルの時間を邪魔しちまって」 「お前ら…、何度言わせるつもりだ!!」 「だから、分ってるって!!サークルのみんなにはこう言っておくよ。現在、妹?と同棲中。そんで、シスコンだから妹?以外に興味がないって!!」 「待てーぃ!!」 我が同期2名はこっちを厭らしい目で覗き見るようにゆっくりと玄関ドアを閉めて帰っていった。 聞き耳を立てているような予感がして玄関ドアを開いてみたが素直に帰ってくれたようだ…。 「ああああああああああああ!!!!」 玄関ドアを閉め、リビングにあるクッションに顔をうずめ、思わず叫んでみたが過去は何も変わらねー!! 終わった、俺の大学生活オワタ\(^o^)/ 完全に誤解された。彼女と同棲していることは間違いだと証明されたが、妹と同棲しているというトンデモナイ誤解が生まれた。 しかも、桐乃は俺のものなんて超はずかしい科白をはいちゃったよ、俺!? もう駄目だ、明日からあだ名がシスコンになっちまう…。 「もしかして、あたしが彼女だって思われて落ち込んでるの?それともシスコンってバレたから?」 「………」 「そっか、同棲してるってこともかぁ…」 「………」 「フヒヒ。もう、そんなに落ち込むなっつーの。『全部本当の事』でしょ?」 「シスコン以外は違うだろ?」 俺に追い打ちを仕掛ける桐乃の口撃を無視してたが、『全部本当』なんて冗談は流石に聞き逃せなかった。 「やっと口聞いたね。でも、これで判ったでしょ?あんたが授業参観に来た一年前、あたしがクラスメイトの前でどんだけ恥掻いたかって」 「ぐす…、そうだな。全力で逃げ出したくなるぜ…」 ちきしょう、俺が大恥かいてやたら嬉しそうじゃねーか。 また一つ、桐乃に弱みを握られちまった…。 今すぐ桐乃とあいつらの記憶を消し去りたい!!そんで俺の記憶も消し去りたい!! ああああ、どうにもならんが、どうにかしたい…。 「桐乃!?」 気が付くと、桐乃は後ろからあの時と同じように暖かく優しく抱擁をしてくれていた。 「京介、こうされるのは嫌、かな…?」 「もうちょっとだけこうしていただけると助かります、桐乃さん」 「しょーがないな、この甘えん坊は」 「なぁ…、桐乃?」 「なーぁに、京介?」 「お前、9か月前よりおっぱいでかくなった?」 「エロ、バカ、変態!!妹にセクハラ発言すんな!!」 「バカ、兄に向ってセクハラとは何だ!!こういう風に後ろから抱き着かれると、どうしても体がくっついてる場所を意識しちまうんだよ!!」 「あたしは、あんたが落ち込んでるから慰めてあげようって思っただけなのに、そういうエロい感想しか言えないワケ!!」 「グッ…」 「さっきは、友達のまえで『俺の妹を厭らしい目で見るな』って叫んでたのに!!京介が一番そういう目であたしを見てるじゃん!!」 「反論の余地もございません。申し訳ございませんでした」 「でも…。ちょっと恥ずかしいけど、京介なら良いよ。それに、あたしも、ちょっと嬉しいし…」 「んっ…、何でだよ…!?」 「それは…、言わせんな、察しろっての!!」 「ぐぇ、アームロックは止めて、じぬ…」 その後、普通の仲のいい兄妹なら当然の流れで、腕を組みつつ買い物に出かけ、お袋直伝のカレーを二人で作って食べたり、 桐乃がアマゾンで発注してココに届いた新作エロゲを肘をくっ付けながらプレイしたりして夕方まで過ごした。 FIN? 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ある日の初夏の晩。何気なく庭に出て空を見上げると、綺麗な月が出ていた。 「でけえな」 普段よりも大きく輝く見えるその月は、最近のぐずついた天気を忘れさせた。 後で知ったことなのだが、この日は「ス-パームーン」といって、一年の中で一番大きく、明るい月が見れる日だったんだとか。 「・・・まるで桐乃の顔みたいだな」 いつかいったセリフを繰り返す。 丸くて綺麗なものを見るたびに、桐乃の顔を思い出してしまう自分に何度苦笑したことやら。 それでも懲りずに思い出すんだから、俺もいよいよもって末期である。 座って眺めようかと、縁側に座りながらそんなことを考えていると、後ろから声がかかった。 「呼んだ?」 振り返れば、桐乃がこちらに向かって窓から身を乗り出していた。 「別に呼んでねーよ」 「ウソ。今絶対『桐乃』って言ったでしょ」 俺の隣に座りながら桐乃が言う。 耳ざといやつだな。 別に肯定してもいいんだが、理由が理由なだけにあとが怖い。ここは黙っていることにすっか。 「気のせいだろ」 「何してたの?」 桐乃もそれほど気になるわけじゃなかったようで、それ以上は追求はしてこなかった。 「月を見てたんだよ」 「月?」 「ああ」 「あんたにしちゃ随分ロマンチックじゃん」 「ほっとけ!」 桐乃と一緒に月を見上げる。 「なんかすっごい明るくない?」 「それにでかいな」 目を輝かせて月を見る桐乃。 そんな桐乃を見てて、少しだけイタズラ心が湧いた。 あえてわかりづらく、でも直球で。 そんな俺達らしいセリフ。 「なあ桐乃」 「なに?」 「『月が綺麗だな』」 さて、こいつはわかるだろうか。 「・・・・・・ぷっ」 少しだけきょとんとしていたかと思うと、次の瞬間には吹きだした。 頬を少し赤らめちゃいるが、ニヤニヤと嫌らしい顔をしてやがる。 完全にこっちの思惑がバレちまってるようだ。 「そうだね~・・・・・・まあ、今回はあんたと同感かな」 そこで少しだけ間を空けて。 「『月が綺麗だね』」 そのセリフに、お互い顔を見合わせて。 「ひひひ」 「ふひひ」 子供のように笑いあった。 「そういやさ」 「ん?」 「さっきのことなんだケド」 「さっき?」 「あたしのこと桐乃っていったっしょ?」 「その話かよ」 まだこいつ諦めてなかったのか。 「んだよ、別にいいだろ」 「うん」 おや、と思う。桐乃が何を言いたいのがイマイチ掴めない。 「嬉しかったからさ」 「嬉しい?」 「うん。最近は、あんまり名前で呼んでくれなかったじゃん」 「ああ・・・」 やけに突っかかってくるかと思えば、そういうことか。 「それはしかたなくね? てかお前が決めたことじゃん」 「それは! そうだケドぉ・・・」 まあ、最近はなかなか二人きりってこともなかったしな。 「桐乃」 「あっ」 愛しい人の名前を呼びながら、肩を掴んでグイッと自分の方へと引き寄せる。 桐乃も声はあげるが、逆らわずにこちらに体重を預けてきた。 いい匂いがする。桐乃の匂いだ。 「京介」 「ん?」 「ふひひ、なんでもない」 「なんだそりゃ」 「いいじゃん。呼びたくなったんだもん」 「そりゃ仕方ないな」 桐乃。京介。と意味もなくお互いの名前を何度も呼び合う。 「やっぱさ」 「おう」 「こっちのほうがしっくりくる」 「名前で呼ぶほうがか?」 「そ。ずっと呼んできたわけだしさ。別に、今のが嫌ってワケじゃないんだけどね」 それはそれで嬉しいし。と桐乃は続けた。 「ま、俺もそうかな。お前にはやっぱ、名前で呼ばれたほうがしっくりくるわ」 「妹なのに?」 「妹なのに」 「シスコン」 「うっせ。お前だって一緒だろブラコン」 「あたしはいーの。妹だから。あんたはキモイの。兄だから」 「また懐かしい理論を持ち出しやがって」 ぎゅっと抱きしめてお仕置きしてやると、離せと暴れる桐乃。 いいのか? とわざと聞き返せば「やっぱこのままでいい」と可愛いお返事が。 こいつも随分素直になったもんだ。ちゅーするぞこいつめ。 「おかーさん?」 そんな風に桐乃といちゃいちゃしてると、聞きなれた声が聞こえた。 二人揃って後ろを振り返る。 「優ちゃん」 「涼介も一緒か」 二人に俺達が気付いたことがわかると、優乃はトテトテと桐乃に近付いてポスンと抱きついた。 「う~」 「あらら、ふらふらしちゃって。てかもう寝てる!?」 桐乃の腕に収まった瞬間には落ちてしまっていたようだ。 既に気持ちよさそうにすーすーと寝息を立てている。 寝つきのいいこって。 「お父さん」 「涼介、どうしたんだ?」 「ゆうのがトイレいきたいって」 「それでお前がついていってやったのか?」 こくんと頷く涼介。 ぐりぐりと頭をなでてやる。こいつもいいお兄ちゃんやってるじゃねえか。 「えらいな」 「へへ」 照れくさそうに笑う涼介。 そのまま俺の隣にストンと座って足をプラプラさせる。 「ふひひ、優ちゃんかわええ」 隣を見れば、優乃の顔を眺めながらだらしなく笑う桐乃。色々台無しである。 オマケに、優乃をつんつんつついてるせいで優乃がムズがってるじゃねえか 「桐乃。あんまりつんつんしすぎて優乃を起こすなよ?」 「あんたじゃあるまいし、そんなことしないっての」 俺じゃあるまいしとはどういうことだ。 俺はいつだって起こさないようにつんつんしてるんだぞ。 なのに起きるのはお前がいつも狸寝入りしてるからだろうに。 「お父さん、お母さん名前で呼んでるの?」 「ん? ああ」 そういや、こいつらがいるんじゃもとに戻さないとダメかね? 俺としては今日はもうこの呼び方のままいたい気分なんだが。 「どうする? 『母さん』」 「・・・今日はもういいんじゃない?『お父さん』」 わざとらしくそういいあって、クスクスと笑う俺達。 もともと、優乃が間違って俺達を名前で呼ばないようにって措置だったわけで。 優乃が桐乃を「りの」と呼んだ時は二人して焦ったもんだ。 今は優乃もねてるし。涼介はもう問題ないしな。 「んじゃ、今日はもう『桐乃』でいいな」 「うん。『京介』」 そんな俺達を不思議そうに見る涼介の顔が面白くて、俺達は余計に笑ってしまった。 「京介」 「親父?」 「あら、優ちゃん寝ちゃったの?」 「お母さんまで」 おいおい、どうなってんだこりゃ。高坂家一家全員揃っちまったじゃねえか。 「涼介達と一緒に寝たんじゃなかったのか?」 「それがねえ、優ちゃんがおトイレいきたいっていって、涼介がついていったのはよかったんだけどね? けどそれが心配だってお父さんがこっそりついていっちゃうもんだから」 親父・・・。 「べ、別にいいだろう! 孫の心配をして何が悪い!」 「はいはい。大きな声出さないで。優ちゃんが起きちゃうでしょ」 「むぅ・・・」 まったく。相変わらず孫煩悩なこって。 涼介や優乃に「おじいちゃん」って呼ばれてるときの親父は威厳も何もあったもんじゃないからな。 「それよりお前はこんな所で何をしている」 「月を見てたんだよ。今日はいい天気だからな」 「あらホント。綺麗ねぇ」 「うむ。悪くないな」 俺と桐乃と、涼介と優乃と。それに親父とお袋。 みんなが揃って同じほうを見ている。 昔では考えられなかった未来。 掴み取った尊い今。 あの時の俺の選択は、きっと間違ってなかった。 だって、俺は今、こんなにも幸せなんだから。 「なあ桐乃」 「何、京介?」 「今、幸せか?」 「え?・・・・・・ばーか」 ちゅ、っと俺の唇にあたたかなものが伝わる。 「あんたと一緒」 そう言った桐乃は、世界のどこの誰よりも綺麗だった。 ああ、きっと俺はこの先もずっとこれを繰り返すんだろうな。 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 おわり
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624 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/26(金) 03 04 27.80 ID a31i7HzK0 京介「初ラブホは妹でした」 桐乃「ん」 京介「初二人乗りも妹でした」 桐乃「ん」 京介「初告白も妹でした」 桐乃「ん」 京介「初二人でお泊まりも妹でした」 桐乃「ん」 京介「初プロポーズも妹でした」 桐乃「ん」 京介「ファーストキスも妹でした」 桐乃「ん」 京介「全部おまえが初めてで、おまえが最後だ」 桐乃「ふひひ~」
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914 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/06(日) 02 06 50.81 ID qgXr6WFZ0 908 京介「あやせ!そんなに俺と結婚したいか、よし!なら式場は・・」 あやせ「な、なに気持ち悪いこと言ってるんですか!変態!!」 京介「はははは」 桐乃「・・・(イライラ」 京介「俺は本気だぜ?(キラッ」 あやせ「き、気持ち悪いです!」 桐乃「もう!何よあやせばっかり!!!」 京介「ど、どうした、桐乃?」 桐乃「あ、あやせが京介と結婚したくないってんならあたしがするし!!!」 京介「ちょ!!おま!な、なにいっちゃってんの!?」 桐乃「あれ~?なにそんなあせっちゃってんの~?プププw シスコンなあんたなんだから あたしと結婚できたらうれしいんじゃないの~?」 京介「それはそうだが・・」 桐乃「え!?」 あやせ「・・・(イライラ」 京介「桐乃・・結婚しy「お兄さん!!」」 あやせ「あの~、私を放置しないでほしいんですけど?」 京介「す、すまなかったな」 以下ループ ----------
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832 名前:【SS】箸の日[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 11 03 58.46 ID UKzV6V2p0 [2/8] 大介「お前たちに言っておきたいことがある」 京桐「「?」」 大介「今日が箸の日だからと言って ・あ~ん ・箸に感謝して使わず、口移しで食べあう ・お互いの箸を交換 といった行為は認めん」 桐乃「お父さん、あたしたちがそんなことするはずないじゃん」 京介「そうだぞ親父。変な夢でも見てたんじゃないか?」 大介「そうだな。どうやら俺の勘違いだったようだ」ホッ 桐乃「そうそう。蜂蜜の日に蜂蜜を指につけて舐めて貰ったり」 京介「首筋にこぼれた蜂蜜をツゥっと舐め取ったりなんかするはずないだろ?」 大介「・・・・・・」 桐乃「ところでお父さん、今日はお父さんにプレゼントがあるんだ」 大介「俺にプレゼントだと?」ワクワク 桐乃「はい、これ」 大介「これは・・・・・・塗り箸か」 桐乃「うん。ちゃんと名前も書いてあるんだよ」 大介「どれどれ・・・」 大介 質実剛健 大介「これは・・・」 桐乃「お父さんをイメージした文字も書いてもらったんだ」 大介「そうか。桐乃、この箸はずっと大事に使わせてもらうぞ」 佳乃「お父さんったら嬉しそうにしちゃって」 桐乃「はい、お母さんにも」 佳乃 良妻賢母 佳乃「ありがとうね。お母さん、嬉しいわ」 桐乃「ちなみに、これがあたしの」 桐乃 才気煥発 桐乃「文武両道とか才色兼備とか容姿端麗とか頭脳明晰とか華麗奔放とかも考えたんだけどね」 京介「・・・・・・俺にはないのか?」 桐乃「心配しなくたってちゃんと用意してあげたって」 京介「そ、そうか。そりゃ良かった。 ところで、俺の箸にはなんて書いてあるんだ? 全力投球とか難攻不落、聡明剛毅、高潔無比、ってところか」 桐乃「はい、これがあんたの」 京介 妹婚上等 京介「四文字熟語じゃねえ!?」 桐乃「『バカ兄貴』と迷ったんだけど、あんただけ名前じゃないのもかわいそうだから、ちゃんと『京介』にしてあげたよ」 京介「悩むところはそこじゃないだろ!?」 大介「桐乃。妹婚とはなんだ」 桐乃「これでシスコンって読むの。 こいつ救いようのないシスコンだからさ、これしかないって思ったんだよね」 大介「・・・そうか」 桐乃「とにかく、あたしからのプレゼントなんだから、あたしだと思ってちゃんと大事にしなさいよね」 京介「はいはい。ちゃんと一生大事にしてやるよ」 佳乃(箸のプレゼントには『幸せの橋渡し』や『一生食わせてやる』という意味があった気がするけど・・・ まぁ、気のせいよね) 851 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 13 08 05.17 ID UKzV6V2p0 [4/8] 832のおまけ 赤京「「いただきます」」 赤城「ん?高坂、おまえマイ箸なんか使ってるのか」 京介「ああ。桐乃に貰ったやつだ。 『あたしだと思ってちゃんと大事にしてね』って言われたから、 肌身離さず持ってる」 赤城「そ、そうか。 ん?」 京介 妹婚上等 赤城「ぶっ!」 京介「どうした?」 赤城「いや、高坂は遠くに行っちまったんだと思ってな・・・」 -数日後- 赤城「高坂、俺もおまえの妹に習って瀬菜ちゃんに箸を贈ったんだ。 『兄婚最高』って書いてあるやつ」 京介「おまえ、シスコンにもほどがあるだろう」 赤城「おまえら兄妹には負けるぞ。 それで瀬菜ちゃんは初め恥ずかしがってたんだけどよ、俺が 『俺だと思って大事にしてくれ』って言ったらな」 瀬菜「ふひひひひひ!ああ、妄想が先走る! これで『お兄ちゃん×箸置き』でもカップリングできる!」 京介「兄と無機物すらくっつけるのかあの腐女子は!」 赤城「その時ふと気がついたんだが、 高坂は妹だと思ってる箸を食事ごとにぺろぺろしてるんだな」 京介「ぶっ! そ、そんなわけあるか!」 -------------
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520 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/17(木) 22 58 52.36 ID cS+5TbN40 [6/6] きりりんは随分素直になったけど、これからも京介のこと小馬鹿にし続けるのかね? こんな感じに。 桐乃「ねぇ、あんたさぁ、彼女より妹のこと選んじゃうくらいシスコンなんだよね」 京介「ま、まあな」 桐乃「このシスコ~ン♪ シスコンシスコンシ~ス~コ~ン~♪」 京介「うっせぇ! 俺だって気にしてるんだ! 結構クるんだから連呼するな!」 桐乃「でも、シスコンなんでしょ?」 京介「うぐっ……」 桐乃「シスコン~シスコン~ シ・ス・コ・ン♪」 京介「わかった……わかったからもう止めてくれ……」 桐乃「えへへ~♪ ちゃんと『妹大好き』って言ってくれたら止めてあげる」 京介「はぁ…… 桐乃、大好きだぜ。 ……これでいいか?」 桐乃「♪ あたしもブラコンだから、京介のこと大好きだよ!」 -------------
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41: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/06/21(火) 18 02 58.77 ID GXnsDyCF0 桐乃は京介のベッドでゴロゴロする 他の女が京介のベッドにいると怒る つまり京介のベッドは桐乃の物ってことか 42: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2011/06/21(火) 18 16 46.86 ID 8BKKUJ1q0 41 こうか 桐乃「♪~♪~♪~」 京介「おい、お前いつまで俺のベッドの上にいんの?」 桐乃「いいじゃん別に。このベッドはあたしのなんだから」 京介「そこにいられると寝れないだが・・・」 桐乃「じゃあ京介のベッドで一緒に寝ればいいじゃん」 京介「そういうわけにもいかないだろ?」 桐乃「ん~じゃあ、あたしのベッド使っていいよ」 京介「チッ。じゃあ、お前のベッドで寝てやるからな!」 ガチャ バタン ガチャ バタン カチリ 京介「・・・なんでお前がついてくるの?」 桐乃「え?今日はあたしの部屋で一緒に寝るんでしょ?」 -------------